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this is the movement




ガンちゃんったら女泣かせなんですよーー!!!!









以下Yatter man感想です。ネタバレてます。




もう壮大にバカバカしくて楽しかったです


最初にガンちゃんが例のキメポーズで出てきたところから
隣の友人と同時に「ぷっ」と吹き出してしまい
館内が明るくなる頃には噛み殺していた笑いを押さえられませんでした
こりゃ家でDVD見つつ、つっ込みいれながら
ギャーギャー見た方がいいかもという意見に落ち着きました
もっとゲラゲラ笑いたかったのですが館内の皆様割りとお上品でらっしゃいました


肝心の1号は
高田翔ちゃんなのか
櫻井ガンちゃんなのか
むしろとても「櫻井翔くん」っぽく
我らの王子は週に一度(?)の変身大好きな「少年」という形容詞がぴったりでした
(っていったいどういうカテゴライズで翔くん見てるんだか)
(けしてZEROではなく宿題くんやVS嵐のオモローな翔くんがそのまま変身しちゃった感じ)


あちこちにちりばめられた「大人チャンネル」風味が
アニメ原作でありながら作り手が意識しているのが大人であること
下手にお上品なお子様向け映画ではないところが
映画に奥行き(?)を与えていたような・・・気がしないでもなく


くっだらない話をこうも壮大に構築してくれた
作り手側の゛好き゛の集大成が集まったような映画で
平面を立体に、(タツノコ嵐のような)立体を平面に
次元を変えて見せてくれるというのは
何故にこうも私達の心を掻き立てるのか!!
そこには作り手の並々ならぬ労力と情熱が見てとれるからだなと思いました


しょっぱなの渋山に出てくるハッチ公像から始まり
高速に乗るとETCカード装填するヤッターワンとか
女子高生ピラミッドに埋もれるボヤッキーとか
腹ボテのドロンジョ様がまっているのがヤッターマスクのサラリーマンガンちゃんだったり
思いだしてもクククと苦笑シーンがてんこもり、小ネタ満載なのも楽しかったです


2号がいるのにドロンジョ様にも翔子ちゃんにも
無意識のまま優しすぎる行動取っちゃうガンちゃんは、あの鈍感さ含め
罪作りなヤツでした(トップアイドルが女の子のフトモモに顔埋める図を撮る監督GJ)
ドロンジョ様とのチューシーンのポッテリ唇はカレンダーより余程ヤバイかもでした


敵役のドロンボー一味は敵という感じではなく
何かスポーツの対戦相手のようで、いつも散々困らされても
どこまでもかわいらしく
とくにボヤッキーとトンズラーの付け鼻はわざとらしいどころか
むしろこっちが正解に見えました(生瀬さんのホヤッキーが上手すぎる)
恭子ちゃんのドロンジョ様は中の人の不思議キャラとうまくマッチングし
お色気満載なのにどこか清純さもありでガンちゃんがチュウしたくなるのも無理ないような気がしました
そして胸の谷間マンセでした
どーしたって可愛らしいのでオヤジのように喜んで見てきました


何より凄いのは映画最初の戦闘シーンから始まるCGで
日本映画ヤルジャンと大いに唸らせて貰いました
ほとんどのシーンがブルーバックで撮られたという事でしたが
その並々ならぬ完成度の高さ、戦闘シーンでクルクル飛び回るガンちゃんに
(ありえないのに)おもわずカッコイイと見惚れました
何の教訓も余計な講釈もはさまずただひたすら原作の漫画をなぞったという
その割りきった乾いた感じが心地良かったです
エンターテイメントとして国外に出してなんの遜色もないと思いました
そしてエンドロールでながれる「Believe」のカッコヨサに感動し、シビレまくりました(超)(超)
次回予告も付いていましたが、作り手側のパッションさえ無くならなければ
是非又続きを見てみたいものです


ヤッターワンがバージンローダーに吸い付いて壊れるところや
お葬式を出されている犬ロボの鼓笛隊とか可哀想で悲しくなりました
CGなのにドロンボー一味の戦闘ロボットも何故か皆憎めず
殺伐としたこの時代だからこそ
くだらないのにCGのロボットにさえ温かみを感じられる
ステキな映画でした


ちょっと恥ずかしくって楽しい映画でした


最後に
ヤッターキングにシートベルト付けた方がいんじゃね?

by keito106 | 2009-03-17 22:05